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永遠にシンプルに憧れるマキシマリストのアラフォー。そろそろ無理だということに気づいてそれでも前を向いて歩いていくのです。 そんな日々のアレコレ。

ミシマ社 好きな出版社ってある? 自由ヶ丘の出版社さん


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今回も本のお話ですよ。

みなさんは本を買う時に出版社って気にするでしょうか?多分ですが、多くの人があまり気にしないと思います。

 

ですが!実は出版社によって特徴がありまして。

本当に大手な集英社、講談社、小学館などは刊行物が多すぎてわかりづらいのですが、そこまで大きくない出版社ですと出版している本の傾向はわりと偏っていたりするのです。

本好きな方々には今更なお話でしょうが、

読書家の人には作者ではなく出版社をチェックしている人もいます。

 

で、今回は僕の「推し出版社」の1つをご紹介します。

原点回帰の出版社、ミシマ社

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画像出典-株式会社ミシマ社 | TOP | 原点回帰の出版社、おもしろ、楽しく!

ミシマ社さんです!

創業は2006年と比較的新しく、代表の三島邦弘さんの名前から「ミシマ社」としています。

一冊入魂をモットーに様々なジャンルの本を出版してるのですが、僕の印象としては時代が流れても読み継がれるような本が多く、ミシマ社さん自体にファンがついていると思います。というか僕がそうですが。

刊行物が1ヶ月にそこまで発売されないのもポイントなのかもしれません。意外に。

コレクションしやすいというか。(笑)

東京の自由ヶ丘で始まったミシマ社さんですが、

現在は京都にオフィス兼直売所でもある「ミシマ社の本屋さん」があります。行きたいのですが、まだいったことないのです。

ミシマ社さんのHPです。↓

株式会社ミシマ社 | TOP | 原点回帰の出版社、おもしろ、楽しく!

また、所謂取次(本の問屋さん)を通さず書店と直接取引をしているのも特徴です。

本の流通は一般的に、

出版社から日販やトーハンなどの取次を介して書店に卸されています。

ミシマ社さんはあえて書店と直接取引をすることによって書店と出版社の利益はもちろん、手売りに近い感覚で本に対する熱意も一緒に納品しているように感じますね。

※取次を批判しているつもりはありません。

今の日本の書店があるのは昔からのシステムのおかげでもありますし。それで成り立っているともいえます。

ただこういう出版社はやっぱり応援したくなりますよね。(笑)

代表的な本、とおすすめ。

ミシマ社さんの代表的な本とおすすめの本をご紹介します。

①ボクはは坊さん。

ボクは坊さん。

ボクは坊さん。

 

 映画化もした作品ですね。

24歳で突然住職になった白川さんの日常を綴ったエッセイです。

笑いもあり、堅苦しい感じが全然しないので読みやすいですよ。続編もあります。

②THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」

THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」

THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」

 

 

本のプロでもある書店員さんが選ぶ「この一冊」を手書きのコメントとともに紹介してく本です。

ブックガイドとしても楽しめますし、書店ガイドとしても楽しめる一冊。こちらも続編が発売されてますよ。

③今日の人生 

今日の人生

今日の人生

 

人気な 益田ミリさんもいくつかミシマ社さんから本を発表しています。この本はミシマ社さんの中でもおそらく最大のヒットになっているはず。

益田ミリさんはどの本も素敵ですが、お父さんとの別れを描いたこの本はまた特別な読み味になっていますね。

④となりのイスラム 

となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代

となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代

 

 もちろん「イスラム教徒=怖い」というわけではないのは頭ではわかっているのですが、なかなか肯定できないもの。そんなイスラム教への思い込みを払拭してくれる本です。今の時代だからこそ読んでおきたい一冊。

⑤何度でもオールライトと歌え

何度でもオールライトと歌え

何度でもオールライトと歌え

 

ご存知ロックバンド、アジアンカンフージェネレーションのゴッチこと後藤正文さんのエッセイ。一部の発言や歌詞が物議を醸し出すこともありますが、この本に書かれていることはどれも素晴らしく、少なくとも僕は腑に落ちるものでした。もちろん音楽の話もありますが、「バンドマンの本」にしておくのはもったいない本です。

 

などなど、他にも魅力的な本がたくさんありますよ。

 

三島さんの本もあります。

計画と無計画のあいだ: 「自由が丘のほがらかな出版社」の話 (河出文庫)

計画と無計画のあいだ: 「自由が丘のほがらかな出版社」の話 (河出文庫)

 

実は代表の三島さんも本を出されています。

出版社こそ違いますが、ミシマ社を作るキッカケから創業当時のエピソードもたくさんあって、全ての本好きは必読でしょう。

三島さんの本への熱い情熱を感じます。

タイトルもいいですね。

これからも注目です。

さて今回は出版社のミシマ社さんをご紹介しました。これからもっと注目の出版社になること間違いなしなので、皆さんも一度どの作品でもいいので読んでみてくださいね。

きっと他の本も読みたくなるはずです。

 

それでは!!