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永遠にシンプルに憧れるマキシマリストのアラフォー。そろそろ無理だということに気づいてそれでも前を向いて歩いていくのです。 そんな日々のアレコレ。

待ちに待った待望の新譜!ACIDMAN「Λ」解説!【音楽のこと】


頑張って良い記事を書きます。読者になっていただけると嬉しいです!

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どうもピコポです。ブログの最初の記事ってやっぱり挨拶的なものになりますよね?

じゃあ、次の記事はってなると結構重要というかブログの色というか、方向性を決めるものになる気がするのですが……。

が!

ここで、今後そんなに音楽のこと書くつもりもないのに、15年以上好きなバンドACIDMANのご紹介です。まあ最初は書けることからで、って言うしね。

 

先月(2017年12月)ですがACIDMANの最新のアルバムである「Λ(ラムダ)」発売されました。オリジナルアルバムとしては約3年ぶり、11枚目のアルバムです。知ってる方も知らない方も、まあ読んでいってくださいな!

ちなみにブログと同じく音楽的教養も何一つ持っていない素人目線なので生暖かく見守ってください。

 

ACIDMANとは?

いきなりウィキペディアの力借りちゃいますが、

日本の3人組ロックバンド、オオキが手掛ける叙情と風景描写が織り交ぜられた抽象的な詞、静と動を生かしたロックサウンドと美しい旋律をエモーショナルに歌い上げるヴォーカル、また、パワーポップ・ガレージ・パンク・ジャズ・ボサノヴァ・ファンク・R&Bなど、様々な音楽の要素を取り入れた楽曲などが特徴である。

引用元ーWikipedia

と、まあこんな感じです。だいたいあってます。

あともう一個

キャッチコピーは『音の力。詩の力。』『深淵・迷走・創造・騒々』など。

引用元ーWikipedia

うん、きいたことねえ。

いつのキャッチコピーかな??

そしてACIDMANってメディアで紹介されるときによく「静と動」って表現されるんだけど、

ちょっとこの表現も飽きたなあ。

「静と動」いや、あってるよ?あってるけど、だいたいどのバンドもそうじゃない?

GLAYも「HOWEVER と口唇」じゃない??

まあ、他のキャッチコピー思いついてるわけじゃないんですが。

ACIDMANってすごく説明難しくて、似てるバンド全然いないんですよね。代表曲も一番有名なのは15年以上前の「赤橙」とかになっちゃうし。

アルバム通しての聴きごたえやまとまりは邦楽バンドでトップクラスのアーティストだと思うので是非アルバム単位で聴いて欲しいです。

 

最新アルバム「Λ(ラムダ)」

 

Λ(初回限定盤)(DVD付)

Λ(初回限定盤)(DVD付)

 

 

[rakuten:hmvjapan:16059610:detail]

 

本題の最新アルバム「Λ(ラムダ)」の感想です。まずはトラックリストです。

 

M1.Φ~introduction~    
M2白い文明
M3.ミレニアム          シングル
M4.prana
M5.最後の星             シングル
M6.ユートピア    
M7.水の夜に(album version)
M8. Λ-CDM(instrumental)
M9.空白の鳥             映画「犬猿」主題歌
M10.MEMORIES
M11.光に成るまで
M12.愛を両手に        シングル

 

シングルの「最後の星」「愛を両手に」「ミレニアム」に映画「犬猿」の主題歌「空白の鳥」を含む12曲。ここまでリードトラック的なものが多かったのは久しぶりではないでしょうか?個人的な印象としては前作のアルバム「有と無」(以下前作)の流れを汲む作品であり、そこに多幸感や爽やかさ(?)プラスした作品と感じました。

 

簡単に各曲解説。

M1.Φ~introduction~

ACIDMANのアルバムがインストで始まるのは初期の頃から定番となっているのですが、今回は…前作の「有と無」〜「永遠の底」の流れの完成度が高すぎて比べてしまうと少しマイナスでした。ただ、これから始まる感はあるし全然いいんですけどね。


M2.白い文明

1曲目からの繋ぎといい、後半の展開が変わる要素といい前作の「永遠の底」の雰囲気に似てます。この曲は好きです。


M3.ミレニアム      シングル

今作の最初のハイライト。サビの展開はありそうでなかったです。いい意味で驚きがありました。「君の最後の息もいつかは鮮やかな花を咲かすだろう」など歌詞も秀逸です。こんな歌詞は大木さんにしか書けませんね。


M4.prana

前作の収録曲「eden」にちょっと似てるミディアムテンポの曲。個人的にはちょっと微妙。


M5.最後の星         シングル

シングル曲のロックバラードってほどでもないかな?でもそういう雰囲気。今のロックバンドでこういう曲をシングルで出せる人ってなかなかいないと思う。


M6.ユートピア

久しぶりのジャジーなオシャレ曲。これも好き。ACIDMANの振り幅の大きさがよく現れていると思います。


M7.水の夜に(album version)

インスト曲のような雰囲気を持つ曲。前作からこういう曲も増えて嬉しいです。初期のころの楽曲を今のACIDMANが作るとこうなるっていう感じですかね。


M8. Λ-CDM(instrumental)

今作のインスト曲。ACIDMANはアルバム毎にインスト曲を必ず入れてまして、それが楽しみだったりするのですが、今作は久しぶりに長尺のインスト。インタヴューでは「いろいろ考えずに好き勝手やった曲。」的な発言を大木さんがしていたこともあってアルバム「equal」の収録曲に近い雰囲気です。


M9.空白の鳥          映画「犬猿」主題歌

「犬猿」をイメージして作った書き下ろし曲。今アルバムで一番激しい曲ながら、今までの激しい曲とは少し雰囲気が違う気も。そこに映画からインスパイアされてる部分があるのかな?


M10.MEMORIES

アップテンポな曲。結構好きだったりします。始まりから前奏は今までにはない爽快さがあります。


M11.光に成るまで

アルバムのトリをつとめる大作。大木さん曰く武道館ライブなどで最後に演奏する定番曲になっている「廻る、巡る、その核へ」の続編的な位置付けらしいです。M7の「水の夜に」と同じく今のACIDMANが「LOOP」や「equal」のときの曲を作ったら、という楽曲になってます。


M12.愛を両手に    シングル

そして最終曲にして小林武史さん(My Little LoverやMr.Childrenのプロデュースをしていた。)プロデュースの楽曲。明らかに他の楽曲とはテイストが違い、歌詞も祖母が亡くなったのをきっかけに書いてるらしいので今までになく直接的な歌詞です。正直シングルとして聴いた時はアルバムのどこに収まるのか不安でしたが、いい意味でこの位置か!って感じですね。大木さんはエンドロールのようなイメージと語ってましたが、まさしく「φ」から「光に成るまで」の余韻で聴く楽曲です。そうするとこの曲の浮いた部分が自然に聴こえるから不思議。ライブでもこの曲順でお願いしたいなあ……。

 

まとめ

思った以上に長文になってしまいましたが、総評としては個人的には「好きよりなアルバム」です。前作「有と無」にかなりハマってしまったので僕自身がそれを超える期待をし過ぎたかもしれません。

ACIDMANらしさは相変わらずですし、やっぱりインスト2-3曲で全12曲っていう若干物足りなさが最高なんですよね。5分の歌ばかりで全15曲のアルバムとか絶対聴けないです。後半の曲全然聴かないままになりそう。僕が友達いな過ぎるのを差し引いても、周りにACIDMAN好きな人がいないのでここで自分勝手にアウトプット出来て楽しかったです。今度アルバムランキングとかつけたいなあ。

語彙がなさすぎて同じ言葉の繰り返しが多いですが、許してください。笑

それでは!

 

「Λ」ライブ行ってきました!久しぶりに見れた。最高でしたね。↓

www.lookforlife.jp