なんだか盛りまくってるタイトルつけてしまいましたが……。
「本が本業!!」とか言っておいて絵本の次は漫画を紹介するピコポです。
おいおい、本当に本好きか?
でも、しょうがない。
だってこの漫画面白いんだもの。
僕は自他共に認める漫画好きです。
……正直最近のWEB漫画系は広がりすぎてちょっとわからなくなりつつありますが、それでも僕が知っている世にあまり知れてない漫画も少しずつ紹介していければと思います。
というわけで、今回ご紹介するのはこちら!!
預言者ピッピ / 地下沢 中也
ご存知でしょうか?知ってる人は知っていると思いますが、あまり世には広がっていないはず。
知ってたら漫画好きですね。
現在(2018年1月時点)2巻まで刊行されているこの漫画は、まさしく衝撃的な面白さ!個人的には読んでない人が羨ましいレベルです。記憶をなくしてまた読みたいってやつです。
それでは、詳細ご紹介していきます。
※以下少しネタバレ含みます。未読でも問題ないレベルですが……。
①地下沢 中也?
まず簡単に作者の紹介を。
ギャク漫画家で、代表作としてはヤングジャンプで連載されていた(1991年〜1996年)「パパと踊ろう」が有名でしょうか?といっても20年以上前の作品なので知ってる人も少ないですがしょうが……。
その地下沢さんがギャグ要素を排除して挑むSF超大作が本作です。超大作なんて大げさですが、今回に限っては中身と見合った表現だと思います。
現在は今回紹介する預言者ピッピが代表作と言えるかもしれません。
※どうも「パパと踊ろう」は絶版のようですね。
②あらすじ
Amazonからの引用ですが……
「ピッピ」はヒューマノイド型スーパー・コンピュータ。地震を予知し、災害を回避するために開発されたロボットだ。親友・タミオとともに「成長」していくピッピは、しかしある衝撃的な事件をきっかけに自ら活動を停止してしまう。そして再び目覚めた彼の口から語られた、畏るべき預言とは──。
引用- Amazon
少しだけネタバレ補足するなら、目が覚めたピッピ はやがて地震以外のこと、個人の運命や、人類の行く末さえ予知できるようになってしまいます。最早、「未来をピッピが当てる」のか「ピッピが言ったことが未来になる」のか。人類の選択は……。
という感じでしょうか。
興味は持って欲しいけど、書きすぎると読んだ時の楽しみが減ってしまうジレンマ……。
真面目にこういうことを考えてしまうほど面白いということです。
かなり本格的なSFサスペンスですが、難しい設定なのに読みやすさは抜群。
絵柄も親しみやすく、元々ギャグ漫画だった地下沢さんの持ち味がいい方向に作用しているのかな。
③1巻は2007年、2巻は2011年、3巻は…
前述しましたが現在(2018年1月時点)2巻まで刊行されています。既に1巻から11年、2巻から7年の月日が流れているのです……。
なかなか出ない某漫画なんて目じゃないくらい待たされているぜ……!!
さらに言うなら1巻は全部、2巻の半分も現在廃刊になっているcomic CUE という雑誌の連載分を掲載しているので、3巻以降はすべて書き下ろしになるのは確実です。(現在はどこかで連載などはしてなさそう。)
というか1巻から11年かあ………当時本屋でバイトしてて入荷してきたときに読んで衝撃が走りました……。あの頃の自分と今の自分では感性が変わった部分もあると思いますが、この漫画は未だにすごく面白いと思っています。多分間違ってないはず。
3巻がそもそも進んでいるのかすらわかりませんが、「死ぬまでに読めればいいか。」くらいの感じで気長に待ってます。
いっぱい売れればやる気でるかも!?
でも1巻と2巻がたくさん売れれば地下沢さんもやる気出るかも!?という淡い願いを込めてここで紹介しています。
ちょっと女性はあまり興味のないテーマかもしれませんが、これを読んで興味を持った方は是非読んでみてください!
損はさせません!というか読んでないのが損!?
みなさん読んでみてください、
そして一緒に普及活動しましょう!!笑