どうもピコポです。
僕、実は今から10年前の2月に「ワーキングホリデー」の制度を使って1年間カナダに行ってたのでした。
今回は10周年を記念して(?)カナダのワーキングホリデーを振り返りたいと思います。
まあ、思い出話のようなものでもありますが、
何か誰かの役に立つことあるかもしれないでしょう!!
僕はカナダへ行ったので、カナダの当時の情報(2008年-2009年)になってしまいますが、よければ参考にしてください。
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデーについて簡単にご説明します。
といってもWikipediaですが……。
ワーキングホリデーとは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。
査証に関する申請条件などは絶えず変化しているため、申請にあたっては、各国の大使館や出入国管理が開設している公式サイトで、公式な情報を確認することが重要である。
引用-https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ワーキング・ホリデー
簡単に言うと、
「協定を結んだ2国間で、原則18-30歳までの青年が働きながら(仕事は自分でみつける。)、最長1年間その国に滞在出来る仕組みのこと。」
です。
2018年現在日本では、
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン
この上記の18カ国に対してワーキングホリデービザを取得することができます。
……んん??めっちゃ増えとる!?
僕は行った時は上からアイルランドまでで、8カ国だったんだけど。
10年経つとはこういうことか……。
今は選択肢が多くていいですね。
そんな訳で僕はワーキングホリデー制度を使ってカナダへ行ったのでした。
何故ワーキングホリデーだったのか?
では何故「ワーキングホリデー」という制度を使ったのか?
そして何故カナダだったのか?です。
僕は小さい頃から海外へ行く(住む)というのがなんとなく「夢」になっていました。
高校を卒業して、就職後に「ワーキングホリデー」の存在を知り、海外行くならこの制度を使った方が良いのでは?と思うようになります。
ここでワーキングホリデーが僕の「夢」になったのですね。
ワーキングホリデーにいかないといけない!
という気持ちに近かったような気もします。
ある意味盲目だったのかもしれません。(笑)
そんなワーキングホリデーのメリットをより詳しく説明します。
①現地で働ける。
まずはコレでしょう。
アルバイトにはなりますが、現地でお金を稼ぎながら滞在出来るので、そこまで貯金がなくても入国できます。入国時に貯金額の証明が必要ですが、当時は50万円あれば大丈夫でしたね。
僕もお金は全て自分で稼いでカナダへ行きました。
初期投資というか実際行く前でいろいろ使ったので(学校とかホームステイとか。)120-130万くらいは貯めてましたが。
ホームステイや英語学校(フルタイムの英会話みたいなところ。)に通わなければもっと安く行けますよ。
②1年間の長期滞在が出来る。
ワーキングホリデービザは最大で1年間の長期滞在が可能です。(国によってはさらに延長可能。)
1年間なので「観光」というよりは、そこで「生活」することになります。
海外で生活をする。その中で見えてくるものは決して観光だけでは得ることの出来ないものになります。
現地で働く経験とともに貴重なものになるでしょう。
大きくはこの二つかなと思います。
その他いろいろな魅力がありますが、上の二つに付随するものですね。
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何故カナダだったのか?
次は何故カナダを選んだか?
ということです。
まあ、先ほどもお伝えしましたが当時は8カ国だったので、今とは状況が違うとは思いますが、僕がカナダを選んだ理由をいくつか。
①英語圏である。
まずはこれから。
僕がワーキングホリデーへ行く理由の一つに英語に慣れる、少しでも喋れるように、という願望がありました。海外旅行へ一人で行けるくらいには……みたいな。
なので英語圏であることは必須でしたね。
②英語が綺麗である。
これは聞いたことなんですが、当時の行けた国ではカナダが一番英語の発音にクセがないと聞きました。
例えばオーストラリアの「マンデイ→マンダイ」とか有名ですよね。
カナダはそういったクセがないらしく、生意気にも綺麗な英語を学びたいと思っていた僕はカナダを選択したのです。
英語圏といえばイギリスもありますが、かなり狭き門で抽選式(当時でイギリスは年間200人限定、カナダは僕の時9000人くらいでした。)だったので現実的に行けそうなカナダを選びました。
結果的には正解だったかなと思います。
③自然が豊かである。
これも大きな魅力。
広大な面積をもつカナダは様々な自然を体験できることが出来ます。
まあ、ちょっと広すぎでしたが。(笑)
元々自然が好きな僕にはとても魅力的でしたね。
最後の1ヶ月はカナダ中を旅行してきましたよ。
以上がカナダを選んだ主な理由です。
実際行ってみて、かなり満足しました。
オーストラリアやニュージーランドも候補には上がっていました。
特にニュージーランドで狭く深く生活するのもいいなあ……と思ってましたし。
もし次があるとしたらニュージーランドですかね。
30歳過ぎているので絶対無理ですが。
ワーキングホリデーは目的を持って行こう!
僕がワーキングホリデーへ行って思ったこと。
それは
「目標を設定して行ったほうが絶対に良い!それを忘れないようにする。」
ということです。
ワーキングホリデーへ行く人達は「海外で働く。」「異文化コミュニケーションしたい。」など、
いろいろな目的や目標があると思います。
しかし、現地では様々な誘惑が待っています。
例えばカナダに行くとしたら「バンクーバー」か「トロント」という選択にほとんどの方がなると思います。
しかし、バンクーバーやトロントは人気の都市の為日本人がたくさん住んでいます。
日本人用の旅行代理店のような場所もたくさんあり、ちょっと頑張れば日本語で生活出来るほどです。
これは英語が喋れない方には大きな助けになる一方で、大きな足枷にもなりかねません。
人間知らずに楽な方へと行ってしまうもの。
カナダにいるのに日本人とばかり一緒にいてはもったいないですよね。
働く先もそうです。
ワーキングホリデービザは働くことができるのが大きな利点ですが、職場は自分で探さないといけません。
実際僕が行ってた時も、
「日本人が経営している日本人スタッフしかいない日本食レストラン」から「スタッフも現地の人しかいないスターバックス」まで人によってかなり職種が違いました。
月並みですが、やる気さえあればちゃんと現地の人ばかりの職場で働くことが出来ます。
別にカナダに行って日本人とばかり一緒にいる人を否定したいわけではなくて、
「元々いろいろ目標があったけれど、結局日本人とばかり一緒にいたなあ……。」みたいな人が少なからずいると感じたからです。
というか僕もその一人と言えますね。
今だから思うことですが。
せっかくカナダにいるのだから今しかできないことにチャレンジした方がいいと思うのです。
そういう意味で、目標が何かしらある人はそれを忘れないようにすることが大事かなと。
1年間は意外に長いです。
最初は新鮮だったカナダでの生活も「慣れ」へと変わっていきます。
そんな中で自分がカナダで本当にしたかったことを忘れないことが大切だと思います。
ワーキングホリデーに行った結果。その後の人生。
そんなこんなでワーキングホリデーで行った僕。
当時は20代前半でした。
そして今は30代前半。
ワーキングホリデーから帰ってきたあとは、前いた職場に戻りそのまま働き続けて現在に至ります。
英語なども特に必要としていない職場です。
側から見たらワーキングホリデーに行った意味がないように見えると思いますが、行ったことに関しては全く後悔等はしていませんね。
僕はあまり積極的に友人を作るタイプでもないのですが、今でも年1回は会う人たちが何人かいます。
日本人ですが、友人と呼べる人たちは今ではその人たちくらいなものです。
それはそれでどうなんだ?という感じですが…。
海外で生活をする、英語で生活をする中で度胸というかメンタル的にも強くなった気がします。
あと、意外だったのは初めてホームシックのようなものを感じたことですかね。
それまでも家族とは普通に仲が良かったのですが、僕はそれほど親や兄弟を大切に思っていなかったというか、興味がなかったというか……。
ですが海外行ってる間に親兄弟の大切さに気づけました。カナダ滞在中結構電話もしましたね。
肝心な英語ですが今では全然喋れなくなりました。カナダ滞在中は一人で旅行できるくらいには英語喋れましたが。リスニングは今でもそこそこ出来るかな?
ワーキングホリデーいいよ!
なんだか散らかってる記事になってしまいましたが、個人的にはワーキングホリデーはおすすめです。
今後も僕の経験の中で役に立ちそうなことがあれば記事にしようかな。
カナダのよかったところとか。
それではまた!