どうもピコポです。
絵本っていいですよね。
子供のときももちろん読んでましたが、
大人になるにつれて、さらにその魅力がわかってくるような気がします。子供の時とはまた違った視点で楽しめるからでしょうか。
以前現代の人気絵本作家「ヨシタケシンスケさん」をご紹介しましたが。
今回は誰もが知る名作絵本を紹介します。
誰もが知る……だよね?
個人的に思い入れもある絵本なのです。
それがこちら!
三びきのやぎのがらがらどん
画像出典-三びきのやぎのがらがらどん|福音館書店
ご存知、「三びきのやぎのがらがらどん」です。
元々はノルウェーの昔話の一つのようですね。
今回ご紹介する福音館書店の絵本の挿絵は
アメリカ人絵本作家のマーシャ・ブラウンという方が手掛けています。
初版は1965年と今から50年以上前です。不思議なことに今読んでも古さは感じませんね。
あらすじ
「三びきのやぎのがらがらどん」のあらすじをご紹介。福音館書店のHPから引用しています。
橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。とうとう、一番大きくて強いヤギがトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?
みなさんも一度は読んだことあるのではないでしょうか。
物語は普通??
読んだことがある方や、あらすじを読んでもらうとわかると思いますが、
この「三びきのやぎのがらがらどん」のお話、結構普通というか、ちょっと意味がわからないような物語です。
この物語には何か意味するところがあるのでしょうかね??
僕は今読んでも、何か「教え」や「教訓」があるような気はあまりしません。
子供たちには大人気
画像出典-三びきのやぎのがらがらどん|福音館書店
大人は読んだ感想だと「よくわからない。」みたいな声も聞くこの絵本。
しかしながら子供たちには大人気です。
Amazonのレビューなんかのぞいてみても
「トロルの登場を怖がりながらもついつい見ちゃう。」
子供が多いようですが、恐ろしい雰囲気もあり、インパクトのあるビジュアルが子供たちを引きつける魅力になるのでしょうね。
「絶対に見たくない!!」というほど怖くはないので、子供たちの怖いもの見たさを上手いこと刺激するのでしょうか。
僕とがらがらどん
そして僕と「三びきのやぎのがらがらどん」との
出会いのお話も。
僕が小さい頃、おそらく幼稚園児か小学生の低学年だったと思うのですが歯医者さんに通っていたんです。そこに置いてあったのがこの絵本。
子供たちに人気のポイントが当時の僕にもヒットしたのでしょうね
トロルが現れて、一番大きながらがらどんにバラバラにされる衝撃的なシーンまでドキドキしながら読んだのを覚えています。
歯医者さんなので通院しますよね。
なので行くたびに同じ絵本ばかり読んでしました。
そうしていつのまにか記憶に残る特別な絵本になっていったのです。
となりのトトロに出てる!?
さて、この「三びきのやぎのがらがらどん」
実はジブリの傑作アニメ映画「となりのトトロ」に出ている、という噂があります。というかよく観たり考えれば完全に出てます。(笑)
となりのトトロで、サツキが
「トトロって絵本で見たトロルのこと?」
というシーンがあります。
さらに、エンディング曲とともに流れる後日談的なシーンの中で
「お母さんにサツキとメイが三匹の山羊という絵本を読んでもらっているシーン」
があります。
これ完全にそうだよね。
ファンの中では有名ですが、知らなかった人も多いのでは?
是非今度となりのトトロ観て確かめてください。
不思議な魅力の絵本
いかがでしたでしょうか??
「三びきのやぎのがらがらどん」は子供にしかわからない魅力があるようです。
そんな子供時代の記憶を思い出して、親になった時にまた子供に買って読ませてあげる……。
そうして読み継がれていく絵本ですね。
大概の本屋さんには置いてあると思うので、みなさんも久しぶりに読んでみてください。
それでは!
- 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/07/01
- メディア: 大型本
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