去年の今頃話題になっていたことと言えば、
「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」。
今年の7月には
「週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」も発売されましたね。
最近はすっかりコンシューマーゲームはやらなくなってしまいましたが、(僕が所持している最新の据え置きゲーム機がプレステ2。)昔は毎週ファミ通立ち読みしたり、たまに買ったりしてた、それなりのゲーマーだった僕。
前作(?)である「ミニファミリーコンピュータ」も購入したのですが、やっぱり30代の僕からすると、こちらのスーパーファミコンの方が世代。
もう、ドンピシャです。
今回はちょっと今更感ありますが、ミニスーパーファミコンを徹底レビュー!
2018年現在も普通に入手可能なので気になったら購入できます。
発売当初は話題が先行し過ぎてた感がありましたが、(品切れで。僕も入手したのは発売数ヶ月後。)やはり名作揃いのラインナップなので、一家に1つ持って置いても良いかと。
※かなり長い記事になちゃいました。思い出語り多めですが頑張って読んでください。(笑)
ニンテンドークラシック ミニ スーパーファミコン収録タイトル
とりあえず収録タイトルのおさらいです。
・スーパーマリオワールド
・F-ZERO
・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
・超魔界村
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース
・スーパーフォーメーションサッカー
・魂斗羅スピリッツ
・スーパーマリオカート
・スターフォックス
・聖剣伝説2
・ロックマンX
・ファイアーエムブレム 紋章の謎
・スーパーメトロイド
・ファイナルファンタジーVI
・スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ
・スーパードンキーコング
・スーパーマリオ ヨッシーアイランド
・パネルでポン
・スーパーマリオRPG
・星のカービィ スーパーデラックス
・スターフォックス2
いやあ…痺れるほどのラインナップ。
正直に言います。
未発売だった「スターフォックス2」は当然プレイしたことないですが、残りは「パネルでポン」と「ファイアーエンブレム」以外全部プレイしたことあります!
なんという打率の高さ。
ニクイところついてくるなあ……。
早速各タイトルをレビューします!
の、前に本体を少しご紹介。
ミニ スーパーファミコンスペック。
まずは本体のスペック簡単におさらいです。
①内容物
・本体。
・HDMIケーブル。
・USBケーブル。
・コントローラー2個。
・説明書、保証書。
※USBケーブルは端子がUSB接続なので、そこからコンセントへ繋ぐ変換プラグが必要です。
別売りでACアダプターも販売されています。
②外観。
小さい!!
ここに名作が21作も収録されている……夢がありますねえ。良い時代になりました。
ちなみにコントローラーは当時の大きさのままなので、難しいアクションも当時と同じ様にプレイ可能です。
カセット導入口はダミーで実際には左右の電源ボタンとリセットボタンを使用します。
③追加機能。
遊びやすさの為か、当時なかった機能もプラスされています。
・リセットボタンでホーム画面へ。
本体右側のリセットボタンを押すとゲームの選択画面へ戻ることが出来ます。さらにその時までのプレイを「中断ポイント」として最大4つまで保存可能に。
ロックマンのパスワードとか覚えなくても大丈夫です。
・リプレイ機能で直前からやり直し。
こちらも新たな機能として「中断ポイント」から1分弱前までリプレイ機能で巻き戻して観ることも可能です。
さらに巻き戻し中に途中からのプレイ再開も可能なので、行き詰ったときにやり直せたり出来ます。
ボス戦直前からやり直しとか。
これであの難しいゲームも攻略可能か!?
このように現代風……というか遊びやすくしていますね。
では、お待ちかねの収録タイトルのレビューにいきましょう。
ここからは僕の思い入れによりレビューの長さが極端に違うと思います。(笑)
レビューというよりは思い出語りかも……。
そこはまあ、ご了承お願いします。
①スーパーマリオ ワールド
1990年11月21日発売。
言わずと知れたスーパーファミコンのローンチタイトル。ファミコンのマリオブラザーズ3流れを汲みながらもグラフィック、ボリューム、やり込み要素など、全てにおいてパワーアップ。
もちろん僕もスーパーファミコンと同時に買って貰いました。ちなみに他に一緒に買って貰ったソフトは、パイロットウイングスとちびまる子ちゃんの双六みたいなゲーム(タイトル不明。)。
当時は結局クッパまでいけなかったけど、今プレイしても完成度の高さに驚きます。
ステージも使い回し感が極力ないし、(同じワールドですら。)隠し要素も豊富で普通にやり込める。
発売から30年近く経っても輝いている、永遠の名作ですね。
②F-ZERO(エフゼロ)
こちらもローンチタイトル。
浮遊感、疾走感のあるレースゲームでその後ニンテンドー64へとシリーズは続いていきました。
これは当時隣住んでいた幼馴染の同級生(男)が持っていて、その子の家で良くプレイしましたね。
今だと最早エフゼロよりファルコの方が有名になってるんじゃなかな?
③がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
1991年7月19日発売。
これは前述した友達とは別の友達が持っていて、その子の家でよくやりました。
同時協力プレイが出来るというのがミソで、パートナーのライフを奪って復活可能という、昔ながらの仕様に喧嘩しながら楽しんだ思い出。
このゲームは何故か結構お気に入り、無駄にミニゲームとか多いのも楽しいですね。
今やっても歯ごたえは十分で普通に4ステージくらいしかいけませんでした。
④超魔界村
1991年10月4日発売。
元祖死にゲーとしても名高い「魔界村」シリーズの当時の最新作。僕はこちらの「超魔界村」がシリーズ初プレイでした。
これは、通っていた床屋の息子さんが持っていて、その子に借りてプレイしたなあ……。
でも、当然子供にクリアできる難易度ではなくて、多分ステージ2くらいまでしか行けなかったはず。
ちなみに今プレイしましたが、ステージ1もクリア出来ねえ……。
大人になったから出来るってものではなかった。
相変わらずの難易度です。
⑤ゼルダの伝説 神々のトライフォース
1991年11月21日発売。
ゼルダシリーズのスーパーファミコン作品。
僕はこのゼルダが初プレイでした。
しかし、小学生低学年には厳しいヒントの少なさで、永遠とニワトリたちと戯れる毎日。
マリオなどのアクションゲームと比べると直感的にプレイ出来る楽しさがなかったので、当時は途中で飽きてしまいました。
結局僕がゼルダシリーズを初クリアしたのは、それから7-8年後の「時のオカリナ」で。
その後の「ムジュラの仮面」もクリアしました。
ムジュラはすごく好きで、あの終末観が最高ですよね。
ニンテンドースイッチの「BOW」やりたいなあ……。
⑥スーパーフォーメーションサッカー
引用
1991年12月13日発売。
僕の印象ではスーパーファミコンのサッカーゲームは「プライムゴール」なんですが、その前に発売されていた、こちらが収録。通常のサッカーゲーム横型の画面と違い、臨場感のある縦型を採用。
しかし、マップ(?)などもない為、後方の状況がわからない事態に度々陥ります。
この当時、国同士のチームに着目したのは凄い……のかな?
Jリーグは1993年からなので逆に世界のサッカーチームしかなかった気もしますが。
スーパーファミコン最初期のサッカーゲームなので、色々物足りなさはありますが、今でも対人戦は盛り上がりますね。
⑦魂斗羅スピリッツ
言わずと知れた横スクロールアクションの名作。
この系統は魂斗羅かメタルスラッグかって感じですよね。当時はそこまでプレイはしなかったのですが、今やってみて難しさに挫折。
一人プレイだとキッツイなあ……。
マリオの優しさが身に沁みました。
当時これを買った子供は必死にプレイしていたんだろうなあ。
⑧スーパーマリオカート
1992年8月27日発売。
出ました!マリオシリーズの派生作品ながら、今だに続く大人気シリーズ。その最初の作品です。
スーパーファミコンのソフトで、友達と一番プレイしたのは間違いなくこのソフトでしょう。
僕は腕前としてはそこまでではなく、普通に150ccで全ステージCPUに勝てる程度だったのですが、対人戦はまた違った面白さで白熱しました。
CPUも混ざってワラワラとプレイ出来るのも良かったですね。
シリーズ1作目なので、シンプルなシステムでしたが、それ故にタイムアタックもみんな熱をあげていましたね。
ちなみに僕はノコノコビーチが好きでした。
⑨スターフォックス
1993年2月21日発売。
最近は新作を発売してない気もしますが、人気シリーズスターフォックスの1作目。スーパーファミコンながら果敢に3Dに挑戦した野心作であり、分岐するステージも新鮮だったなあ。チームで戦ってる感も良かったです。
ただ当時の僕には難し過ぎて、ステージ1くらいしかクリアできなかった。
そして今もプレイしたら1ステージで敗退だった。
難しい過ぎるよ……。
どちらかいうとニンテンドー64のスターフォックスの方がプレイしたかな。
⑩聖剣伝説2
1993年8月6日発売。
一応現在も続くスクエアエニックスの人気シリーズ。一応アクションRPGなのかな。これはかなりやり込んでクリアまでした。
多分僕がプレイした始めてのアクションRPGで、RPGのレベル上げの少し退屈なところにアクションが入ってきたことが楽しかった。
今思えば聖剣伝説シリーズは2と3が一番輝いてたな。
「レジェンドオブマナ」以降やってないですねえ。
11:ロックマンX
1993年12月17日発売。
これは確かクリスマスに買ってもらった気がします。ロックマンって知ってたけど、ファミコンではプレイした記憶なくて、このXが始めてちゃんとプレイしたロックマンだったかな。
ちなみに2も買ってもらいました。
壁蹴りやチャージ、多彩な武器、パワーアップ要素など、無印ロックマンよりも自由度の高いアクションが楽しかったです。
当時は難し過ぎてシグマを一回倒したかどうかだった。ストーリーとかキャラ設定が面白いので今でもたまにウィキペディア読みます。(笑)
結構深い話なんですよね。
12:ファイアーエンブレム 紋章の謎
1994年1月21日発売。
出ました、当時未プレイ第一弾。
すみません今もまだプレイしていません。
流石に小学生に戦術シミュレーションは難してくて、僕が最初にまともなプレイした同ジャンルの作品は、多分ファイナルファンタジータクティクス。
なので思い入れが全くなくて、今も未プレイのままです。今も続くシリーズなので面白いと思いますが……。
13:スーパーメトロイド
1994年3月19日発売。
こちらも人気シリーズの作品。
前作前々作とシステムは大きくかわらないのですが、スーパーファミコンになったことによって、ストーリー、グラフィック、演出全てがパワーアップ。
メトロイドシリーズはこれが初めてで、(というか、これしかまともにプレイしていない。)友達の家でプレイしたなあ。
探索要素のあるアクションゲームで、マリオなどとはまた違った世界観も新鮮でした。
サムスが女っていうのは今では有名ですが、当時はクリア出来なくてそんなことは知る由もありませんでした。(笑)
その後スマブラで活躍しているので、そちらの印象も結構あります。
14:ファイナルファンタジーⅥ
1994年4月2日発売。
ドラゴンクエストと並ぶ日本のRPGの2本柱の一つファイナルファンタジーシリーズ、その6作目。
実は一番好きなファイナルファンタジーシリーズでもあります。当時はもちろん、2年ほど前にスマホでかなりやり尽くしたので、ミニスーパーファミコン収録分は未プレイ。ロックがとにかく好きで、必ず主要メンバーにいれてました。
思えばスーパーファミコンはセーブデータ消失の危機との戦いでしたね。
全部同じデータを保険としてセーブしていて、無情にもオープニングが始まった時の絶望感は……。
思い出したくありません。(笑)
15:スーパーストリートファイターⅡ ザ ニューチャレンジャーズ
引用-スーパーストリートファイター®Ⅱ ザニューチャレンジャーズ | ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン | 任天堂
1994 年6月25日発売。
こちらプレイはしたことありますが、がっつりはしたことないかな。僕はやはり一番最初のモッサリ挙動のストリートファイターⅡをしっかりやった人間で、その後何故か餓狼伝説シリーズに浮気しました。(笑)
餓狼伝説の方がキャラがかっこよかったからかな?
とにかく、四天王が強くて何時間もバルログ戦やってたなあ……。
推しキャラはベタにリュウでした。
16:スーパードンキーコング
1994年11月26日発売。
ドンキーコングが主人公のシリーズ、スーパードンキーコングシリーズの1作目。ここからしばらく人気シリーズとなりました。圧倒的なキャラや背景のグラフィックと滑らかさ、マリオとはまた違う構成のステージ、単純に2ミスで1機失うのではなくて、1ミスするとキャラが交代するシステムも新鮮でした。
この前後の時代では敵なしのアクションゲームだったのでは。
17:スーパーマリオ ヨッシーアイランド
1995年8月5日発売。
マリオシリーズながら、ヨッシーを主人公に置いた作品。システムも少し変わり、グラフィックは手書き風なのも特徴でしたね。
ひたすら赤コインを集めてた思い出、を思い出しながら今回プレイしました。
クリアだけなら簡単で、赤コインまで集めると難しい、アクションゲームのお手本のようなゲームでしたね。
18:パネルでポン
1995年10月27日発売。
でました!未プレイシリーズ第2弾。
すみません今も未プレイです。
これ入れるなら絶対ぷよぷよなんだけどなあ……個人的には。というか世間的にもそうなのでは??
大人の事情かなあ。
19:スーパーマリオRPG
1996年3月6日発売。
任天堂とスクエア(当時)が共同開発したことでも、話題になりました。マリオの雰囲気を損なうことなくRPGと成立させて、完成度もかなり高いのではないでしょうか?RPGのお手本のような遊びやすさで、ボリューム不足ややり込み要素不足とも言われますが、当時の僕としては大満足でした。
その後のマリオRPGシリーズの礎になった作品。
クリスタラー戦ではテンションかなり上がりました。
20:星のカービィ スーパーデラックス
1996年3月21日発売。
ファミコン後期の「夢の泉の物語」をさらに広げたような、バラエティに富んだゲームモードをもつ作品。この作品すごく好きで、当時、20歳前後、30歳前後で3回クリアというか、集中してやりました。
僕的にはカービィシリーズで一番の傑作。
ミニゲームもあって今までボリューム不足だったカービィシリーズの弱点を全て補った作品ですね。
コピーの技が多彩なのもアクションゲームとしての奥行きが増していて良かったです。
地味に2人プレイ出来るのも当時は高ポイントでした。やっぱり友達とプレイするのが楽しかったので。
21:スターフォックス2
いよいよ最後のソフトです。
もともとは1995年に発売予定だった、幻のスターフォックス。開発の遅れ、ニンテンドー64の発売も控えていたことから発売は見送られ、お蔵入りになっていました。
しかし、このミニスーパーファミコンを発売する際に、ついに日の目を浴びることになりました。
収録ソフトのスターフォックスの1ステージをクリアすることで、オープンになります。
内容は前作スターフォックスのベースながら、360°移動可能なエリア、地上モードへの変形、リアルタイムシミュレーションの要素など、スーパーファミコンのレベルではないパワーアップをしています。
むしろニンテンドー64レベル?
……らしいです。
というのも、まだプレイ条件であるスターフォックスのステージ1がクリア出来てないんですよ。
プレイ出来る日は果たしてくるのか……。
しかし、今回の収録は根強いファンにはたまらないですね。
当時を思い出す、名作揃い過ぎですね……。
サラッと各収録ソフトを紹介してきましたが、改めて名作揃いですね。もちろん当時僕は全てのソフトを持っていたわけではなく、この中では3-4本くらいしか持ってはいなかったような……。
それでも9割はプレイした経験があるのは、当時の友達に借りたり、家で遊んだりしていたからでしょうね。こういうソフトをプレイするのは単純に懐かしいゲームをプレイする以上に、昔の思い出ごと蘇って懐かしい気持ちになります。
この辺りのゲームは、僕にとっては本当に一番思い出に残ってるゲーム達。
現代の様にゲーム自体が多様化もする前だったので、クラスの男子はみんなドラクエ、ファイナルファンタジーをやってるとか。
休み時間はその話でもちきりだったり、とか。
当時は当時で良い時代でしたね。
しかし、やっぱり昔のゲームって難しいな!
「今のゲームはヌル過ぎるわ!」とか思って、いっぱしのゲーマー気取ってたけど、自分も立派なヌルゲーマーだったわ。
ゲームの腕落ちたなあ……。ちょっと寂しい。
と、思い出などに浸ったところで。
ミニ スーパーファミコン2があるなら収録したいソフト
もし、ミニ スーパーファミコン2が発売されるとしたら、是非収録して欲しいソフトを独断と偏見で発表します。
スーパーファミコンはかなりの名作揃いなので、まだまだ収録して欲しいソフトはありますね。
実現不可能なメーカーなどは無視で単純に好きなタイトルを挙げていきます。
・ロマンシングサガ3
・聖剣伝説3
・ドラゴンクエスト3
・高橋名人の大冒険島
・ファイナルファイト2
・スーパーR-TYPE
・ストライクガンナー S・T・G
・タクティクスオウガ
・いただきストリート2
・ドラッケン
・ソウルブレイダー
・大貝獣物語
・クロノトリガー
パッと思い浮かぶのはこの辺りですかね。
書いてるだけでもワクワクなラインナップだぜ!!
(個人的にですが。)
出ませんかねえ……ミニスーパーファミコン2。
バーチャルコンソールしろよって話ですが。
あの小さい本体に詰まってるっていうのも良いのですよね。
みんなもスーファミしようぜ!
あ、あと「ゲームセンターCX」エディションとかよくないですか?
セプテントリオンとか海腹川背とか。
でも、すでに収録されているのもあるしなあ……。
でも、売れそう!
同年代であるなら絶対に買うべきミニスーパーファミコン。
持ち運びも簡単なので、お泊りの時でも遊べますよ。(今時お泊りなんかしないか。)
たまにはスマホゲームじゃなくて、こういうのもいいのでは?
すごく長い記事になりました。
多分、今までの記事で文字数最多かな。
無駄に時間かかったなー。(笑)
またミニファミコンの記事もそのうち書くのでよろしくお願いします。
それでは!