連続で記事にしている東京編ですが。
ここで少し違う記事を。
この記事のあと、まだまだ東京編は続きます。
突然ですが、皆さん連続ドラマって観るのでしょうか?
最近の視聴率からしても昔よりは観ている人は減っている気がしますよね。
僕の青春時代は後期のドラマ全盛の時代でキムタクさんがどうだこうだというのが毎回話題になってました。
そんな僕も昔よりは圧倒的に観なくなりました。
というか昔からそんなに観てなかったのですが。
今回の2018年1月期、僕が10年ぶりくらいに連続ドラマをオンタイムで、もしくは録画してすぐ観たりで、視聴し続けてたのですが、そのドラマが先日最終回を迎えました……!!
すごく久しぶりに完走しました。
前回同じように完走したのは、……もう全然覚えていません。
高校生のときかな??
そんな僕を見事完走まで誘ったドラマがこちら!!
アンナチュラル
TBSの金曜ドラマ枠で放送されていた
「アンナチュラル 」です。
主演は石原さとみさん。
脇を固めるのは井浦新さん、窪田正孝さん、市川実日子さん、松重豊さんなど。
脚本は昨年ブームとなった「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子さん。
舞台は架空の施設「UDIラボ(不自然死究明研究所)」。
そこで働く法医解剖医の三澄ミコトを主人公として、日々運ばれてくる遺体の死因を究明していく物語です。
先日の第10話で最終回となったこのドラマをネタバレ込みで個人的感想などをお話します!
あまり思考をまとめず書き殴りに近い感じでいろいろかいてますし、各話1回ずつしか視聴していないので、見落としや、なんだかおかしな点があるかもしれませんがその辺りは目をつぶってください。(笑)
※以下ネタバレ含みますので注意!!!
アンナチュラル 第10話あらすじ。
今回の記事は第10話の感想とドラマを全話視聴して僕が思ったことをメインとしたいので今までのあらすじは公式サイトなどで補填をお願いします。(笑)
ここから、まだ観ていない方は注意!!
第9話で8年前に中堂の恋人殺害した連続殺人犯が不動産屋の高瀬だったと明らかになったが、中堂と入れ違いで自ら「殺されそうなので保護してください。」と警察に出頭してしまった。
遺体損壊は認めたものの殺人については否定。
26件もの殺人を犯した可能性があるのに殺人罪に問えないかもしれない事態にーーーーーーーーーー。
と簡単なあらすじはこんな感じでしょうか。
次に感想です。
ネタバレ感想。
いやー終わってしまいましたね!!
毎週何だかんだ観ていたのでやっぱり少し寂しさがあります。(笑)
最終話、いろんな要素を入れつつ結構綺麗にまとめたのではないでしょうか??
犯人高瀬、UDIラボの存続、中堂さんの復讐、中堂さんの恋人のお父さん、久部くんのスパイ活動などネタはたくさんでしたが、一応全てに決着がついたお話でした。
もう少しサスペンス部分に比重を置くのかと思っていましたが、法医学を使っての決着になりましたね。
前に「絶望している暇なんてない。」と言っていた三澄が中堂さんに「絶望させないでください。」と言って、それに答えるように宍戸さんへの復讐?を止めたのが印象的でした。
この辺は第5話へのアンサーだったのかな。
最後はあえて高瀬の背景に比重をおくのではなく、高瀬の事件を元に主要メンバーそれぞれの想いの決着をつけている観せ方でしたね。
今までの登場人物を出演させて且つ活躍の場を与えて綺麗に収束させる見事な脚本だったと思います。
最後は第1話に通じる終わり方だったのも、これまでずっと観続けてきた人にとってはグッとくるものがあったのではないでしょうか?
面白かった!!
ですが……!!
ここが気になった!!
ここからはすごく勝手な意見ですが、もう少しこうだったら!というか気になった点を僕なりに考えました。みなさんはどう思ったのかな。
①最終話に詰め込み過ぎ!
「結構綺麗にまとめた。」といいつつ、
これちょっと感じました……。
久部くんのスパイエピソードは前話までに完結しておいてもよかったような。もしくは8話の久部くん会でとか。
まあ、久部くんが中堂さんの恋人のお父さんを連れてきたお陰で結果的に解決したのですが。
最終話は連続殺人犯絡み1本で良かったと思います。
ちょっと最終話にいろんな要素詰め込み過ぎて忙しかった印象。
予告でお腹いっぱい感ありました。
10分拡大とはいえ厳しかったような……。
ハイペースで進んで爽快感みたいなものはあったので、悪くはないのですが。
②もう少し縦軸の話を深めれなかったのか!?
それでこのドラマの縦軸とも言えるお話、中堂の恋人を殺害した犯人の事件ですが、もう少しなんというか伏線張れなかったのかなあ……と。
一応8話で起きた火事の唯一の生存者が実は連続殺人事件の犯人ということでパッと出ではない!!ということかもしれませんが………いやいやパッと出だろ!!
1〜7話まであったのだから不動産屋さんが犯人なら
・登場人物の誰かの引越しイベントを設定して出演させる。
・事件の聞き込みをするときに聞き込み相手として出演させる。
とかオリジナルの脚本なんだから、なんとでもなったような……。
第1話から綿密な伏線……は映画ではなくてドラマなので、視聴者が忘れちゃうかもしれないし駄目かもしれませんが、物語の大きな設定、例えば
・三澄ミコトの本当の家族関連。
・久部くんの家族、記者関連。
・UDIラボ関連。
に絡めて犯人だしておいてもよかったような気がしました。もしくは違う犯人にするとか、別に不動産屋でなくてもよくね!?
中堂さんの恋人が殺された時も内見に行って、みたいな感じでしたが内見に行くのって、人に言う場合が多いような。
引っ越しとか大イベントだし。
まあ、最終話を観るとそこまで犯人探しに重点は置いてなかったのかなという印象でしたが。
でも今まで散々さ、赤い金魚とかチラ見せしてきて……。
って少し思いました。
③犯人の判明の方法が……。あと、設定も。
中堂さんが8年間追い続けてきた犯人・高瀬。
8年間追い続けて、恋人の解剖までして、
最終的に犯人は宍戸にに教えてもらうっていう。
せめて自力で推理して正解を宍戸から……みたいな感じの方がよかったのでは?
あと、26種類の殺し方があったのなら1回くらい1話ー8話の事件に絡めてもよかったような
赤い金魚をどう処理するかは難しいかもですが。
まあ、これも「犯人は誰だ!?」というところに重点を置いてなかったからだとは思いますが。
④ちょっといろいろ中途半端になった?
このドラマ、法医学をメインに毎話様々な要素を足してお話を作っていると思うのですが。
(病院の隠蔽、いじめ、残業問題、復讐、冤罪など。)
毎話の小ネタはいいとしても、「UDI消滅の危機!?」などの話は最終話に盛り込まなくてもよかったような。
神倉さんの解剖結果の改ざんを断るシーンはかっこよかったですけど。
あと、いきなりアメリカで土葬してました!とか。
恋人の家族がアメリカに住んでる、くらいのエピソードどっかで出せたような??
よかったところ。
なんか批判ばかり書いている感じなので良いと思っている部分も挙げておきます。
①今までにない味のあるドラマ。
気になるところと矛盾する気もしますが、
サスペンス要素もありながら犯人探しや、動機などに重点を置いていない回もあったのが印象的でした。法医学をベースに死因を究明するというテーマを持ってきているので普通のサスペンスとは話の展開が変わってくるのも多く、意外性があってよかったですね。結構展開を裏切られるドラマでした。
②登場人物のキャラが良い。
三澄や中堂さんをはじめ各登場人物のキャラが回を追うごとに立ってきたのはよかったですね。
毎話事件事故が起こるので、登場人物を掘り下げる時間は他の恋愛や人物描写メインのドラマに比べたら少ない中、よく印象に残るキャラを作れたなと思います。脚本もそうですし、役者さんの演技力がないと無理だったと思います。
特に中盤から終盤にかけての中堂さんのキャラ作りはすごかった、これは人気出るのもわかります。
最後には刑事たちすらいいキャラになっていて、凄くよかったです。
③主題歌も良い。
米津玄師さんが歌う主題歌も「Lemon」もよかったですね。僕は米津さん自身はインディーズの「diorama」を少し聴いてたくらいだったのですが、今回のドラマの中堂さん関連の描写に歌詞がびっくりするほどマッチしていた曲でした。
ドラマへの書き下ろしではないようですが……。
インタヴューなどを読むとむしろドラマの方が「Lemon」に引っ張れている部分もあるようですね。
米津玄師さんはまあ、ちょっと声がズルいですね。(笑)
こちらはインディーズ時代のアルバムです。
あるか第2期!?
さて今回は初めて連続ドラマについて書いてみました。冒頭でも書きましたが、あまり思考をまとめずに書き殴りに近い記事なのでおかしなところがあるかもしれません。
批判というか、気になる点もたくさん書きましたが、そもそも好きでないとそれらって書けないので好きの裏返しと思ってください。(笑)
全体として視聴率も好調みたいだったので、数年後第2期があるんではないかと期待しちゃいますね。
というか公式サイトのクランクアップの出演者のコメント読んでるとあるのか!?
また同じ登場人物で観たいドラマでした。
ラストの終わりかたからしても第2期が可能な終わり方でしたしね。
またDVD発売されたら観なおしたいドラマでした!
それでは!